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リハビリ2。

2009年10月04日 07:00

hyesung airsupply envelop

台湾のプレイガイド「年代售票」でチケットを購入した際に送付されてきた封筒の裏タブ広告です。だいぶ時間が経ちましたが、ヘソンさんの台北公演はどんな様子だったのかしら。一曲ぐらいは中国語で歌ったりしたのかな。しかし気になるのは、そのお隣りのAir Supplyですよ。中文名はズバリ「空中補給合唱団」。て、確かに「空中」で「補給」ですけども。

わたくし80年代にはすっかりオトナでございましたから、彼らが人気を博していた当時ももちろん覚えております。FMのエアチェック(って死語…?)に夢中だったあの頃。なにもかもがアナログで、でもまもなくヴィジュアルエフェクトてんこもりになるMTVが黎明期を迎えていたあの頃。AORちゅうもんが一世を風靡しとりましてのう。エア・サプライと言えば、そりゃあもう世界中にその名を馳せておったもんですじゃ。されどいずこにも盛者必衰の理はたち現れるものとて、やがては活動停止。
それから91年に二人組で再結成した彼らが、たしか92年の秋頃でしたか、香港で開かれた大きな歌謡イベントに参加したのでした。たまたまそのイベントの通しリハーサルに立ち会ったのですが、当時すでに「懐かしのグループ」的存在であったにもかかわらず、まあとにかくその生歌の迫力たるや…!いやいやたぶんこれリハだし80%ぐらいの力加減ですよね?ちがうの?とうたぐりつつ、聴き惚れるばかり。その場に居合わせた地元の人気歌手も大道具さんも裏方さんも誰もかれもが、歌が終わったとたんに皆スタンディングオベーションなのでした。“世界レベル”ってこういうことなんだなぁ、とすっかり度肝を抜かれたことを今も覚えております。もちろん本番でも、満場の喝采をかっさらっていきました。

もはやオールディーズに分類される立場であっても、たとえ第一線で活躍していなくても、現役でしっかり生き続けている歌唄いさんだけが持っている特別な「ちから」に、いつも魅力を感じます。若かりし頃にくらべればずいぶん出てきたおなか、さびしくなったおぐし、笑うたびにずばずば刻まれる目じりの刻印。しかして驕らぬベテランの力量、大御所ならではの巧みな喉のワザ、ここぞというタイミングを熟知した余裕に年輪を経てますます磨きがかかる愛嬌。ひとことで表現することなんてとても出来ない、あの不思議な、柔らかいのに無敵な「ちから」の正体はなんでしょう。
つね日頃は、あたかも月下に咲き誇る金のムクゲか銀の芙蓉かと見まがうばかりに(←すでに見まがってる)舞い踊るワカモノたちにうつつをぬかしておりますが、そんなワカモノのステージを拝むたびに、このお子らは30年後もこうして歌っているのだろうか、もしそれが叶うならどれだけたくましい「ちからもち」になっておいでだろうか、と詮無きことをつらつら思うておるのでございます。

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